松山中央商店街 全体通行量11.6%増
愛媛県松山市やまちづくり松山などが毎年11月に実施している松山中央商店街の歩行者通行量調査の2015年速報値が14日までにまとまった。8月のアエル松山開業を追い風に、休日通行量は調査全9地点で伸び、1日の全体通行量は15万5583人で前年比11.6%増えた。
増加率はアエルが立地する大街道商店街一番町交差点周辺の約30%に対して、銀天街商店街は5%程度にとどまり、まち全体への波及を意識した取り組みの必要性も浮かび上がった。
休日通行量は、一番町交差点周辺の大街道北口が1万8604人(前年比32.4%増)、ロープウェイ街南口が1万4441人(29.9%増)で増加率が高かった。大街道で最も通行量が多かった二番町通り交差点は2万2279人(9.4%増)。大街道とロープウェイ街の計5地点では16.4%増となった。
銀天街は、銀天街4丁目西口が2万1018人(4.8%増)で最多、銀天街3丁目西口は1万7755人(0.6%増)。銀天街にまつちかタウンを含めた4地点の合計は5・3%増だった。